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吉野林業の伝統

500年の歴史を持つ伝統産業

山守制度を守る吉野林業は五百年の伝統を持ち、植林に始まって下草刈り、枝打ち、間伐などの非常に長い時間をかけて木を育てていく事業です。
長時間と多くの労働力が必要なのですが、原木価格の下落が厳しい状況になり、経営面で成り立たなくなってきています。
吉野林業は、長い伝統の中で培われてきた産業であり、建築用材として高く評価されてきました。
木材のブランドであり、日本の木の文化の一翼を担っています。

吉野林業の伝統を継承

中神木材は、一九世紀の初め頃から「山守」という吉野独特の森林管理制度の担い手であり、現在で七代目になります。
山守は、何世紀にもわたり築かれた山林所有者と山林管理者との深い信頼関係を柱に、途絶えることなく持続可能な山林育成を継続してきました。
しかし、昨今の木材価格の下落により、持続可能な山林管理が厳しい状況になってきています。
もし山守制度が崩壊すれば、吉野の山も荒廃してしまいます。
吉野林業は長い伝統の中で培われてきた産業であり、日本における木の文化の担い手です。
中神木材は、 吉野林業の伝統を守りながら、吉野材の真の良さを知って頂くために、新しい製品の開発や、吉野林業の情報を発信していきたいと思っています。

吉野林業の伝統を守る山守