ヘリコプター出材
天候は晴。
今日は先日山入りし、伐採した桧丸太を土場までヘリコプターで出材する
作業をしました。
原木価格が低迷する中、ヘリコプタ-による出材は経費的にも売上価格
の半分近くを占めるようになってきました。(原木の樹種・樹齢・品質により
差はありますが・・・)
ヘリコプターによる出材は、今の木材価格からすると大変厳しい状況ではありますが、
小規模民有林で、傾斜がきついところが多い吉野地域にとっては、ヘリコプターによる
出材に頼らなければならないのも現状です。
皆伐といった山の木全部を伐採する場合には、架線出材や林道整備による出材は
コスト的にも安く抑えることができますが、小規模間伐など少量の出材においては、
逆にヘリコプター出材より割高になるもの事実です。
先人たちの培ってきた技術に学び、適材適所の出材方法を選択すると同時に、
新しい木材搬出のかたちを生み出さなければならない時にきているように感じます。
環境破壊(土砂災害・景観破壊)につながらない搬出方法を目指して!