山林地開け(火入れ)

伐採跡地には、残木や枝葉などがたくさん残るため、新たに植林するためには

土壌を整備しなければなりません。土壌整備として、昔は頻繁に山林地開けが

行われていました。

近年では、木材価格の下落や、山林労働者の不足により、山林地開けは

ほとんど見られなくなっています。

特に火入れによる山林地開けは、山林火災の危険等のリスクがあるため

激減しているのが現状です。

吉野林業は密植による育林が特徴の一つでもありますが、火入れによる地開け

をすることにより、山林面積を最大限に活用できるメリットと後の下刈り等の作業が

スムーズにできるメリットがあります。

しかし、現状においては、山林労働者の不足と経費を極力抑えるために、植林する

場所だけ地開けを行うケースがほとんどです。

今回、道路の近くの山林ということもあり、危険の少ない箇所の火入れ地開けを

行いました。

GRP_0006

GRP_0009

この火入れ作業を行うにあたっては、当然行政並びに消防署等の許可は

必要です。また、作業天候についても、雪や雨など火災リスクの少ない日に

行います。この日も午後から雨が降る天候の中、行いました。

この山林は、吉野町の玄関口として、1000本の桜でお迎えし、木の発信が

できる交流の場として、活用できたらと考えております。

桜の花が咲くには、もう数年はかかるかな?