ご挨拶
私は吉野の山で七代続く山守です。
山守とは、山林所有者との深い信頼関係を柱に、山林管理を委託された者で、言わば「山林管理のエキスパート」のことです。
特に銘木のふるさと吉野林業は、500年の伝統を持ち、非常に長いスパンで山林管理を行ってきました。
しかし昨今の材木価格の下落、過疎化などで経済的に厳しい状況に追い込まれています。
山林の荒廃は、自然の荒廃へと繋がり、人間と自然との調和のとれた生活を破壊する恐れがあります。
このブログを通じて、吉野の現状、吉野材の素晴らしさなどをお伝えしたいと思っています。
林業の最先端を歩んできた吉野から、林業、自然に新し風をお送りします。
手入れされた山は、光に包まれています。