新たな市場への挑戦
天候は曇り。
神戸の自然素材にこだわる住宅会社である㈱N-Basic
濱田社長と知り合わせていただき、吉野の木が、自分の木が
濱田社長のもとへ旅立とうとしています。
顔の見える木材流通にしたいという想い、今のままの木材流通(原木市場のみ)
に対する先行き不安が重なる中、濱田社長のご理解をいただき、中神木材にとって
新たな木材流通の第一歩を踏み出そうとしております。
色々な課題はありますが、新たな取組への期待感に喜びを感じています。
100年生桧の3番玉を中心に届けられたらと思い、山で仕事をしています。
この桧が、どのような表情を出すか、今から楽しみです。
濱田社長楽しみに待ってて下さい。
水都おおさか森林の市
天候は晴れ。
大阪の桜ノ宮で開催されている水都おおさか森林の市に
吉野町から割り箸組合さんと吉野中央木材さんがPR出展
そして山灯り作品展示ということで、行って参りました。
各ブースでは何とか地域材をPRしようと木工品を作ったり、創意工夫をされていました。
身近な商品から「木の魅力」・「木を活用する意義」を伝えていこうという想いが、
表れていたように感じました。
一つ一つは小さな動きかもしれませんが、最終的に「木」という日本の文化を
通して築き上げた大切なものを取り戻す力となるような気がします。
自然と共生できる住まいの実現に向けて!!
水都おおさか森林市で気づいたこと、吉野の森「100年のストーリーパネル」
によるPR戦略。吉野材の恵みを無駄なく活用してきた吉野だからできる戦略だと思う。
同時開催で「オフィスに木の香りとやすらぎを」テーマにした展示会が行われており、
面白い商品が並んでいました。
杉の赤色と白色を組み合わせたストライプ商品がきれいでした。
私は、もともと「オフィスに木製パーテーションを」という想いでインテリア商品の開発に
取り組んだ経緯がありましたので、今回の展示会は非常に参考になりました。
台風被害
天候は雨のち曇り。
大型台風18号と秋雨前線の影響で、各地で大きな被害が出ております。
自然災害が起きるたびに、自然のスケールの大きさに対して神頼みして
見守ることしか出来ない人の無能さを感じる。
だからこそ、日常から自然と向き合い、自然と共生することの大切さを
もっともっと学び、実行することの重要性を感じる。
私は林業という職業を通して、自然の恵みを感じるとともに、
怖さも肌で感じさせていただいている。
(いつも仕事をさせていただいている林道の山林一部土砂崩れ現場)今、温暖化対策として二酸化炭素排出削減目標を掲げ、色々な政策を
打ち出しているが、日本の国土の約7割を占める森林と真正面から向き合い、
森林資源を生かすことが本当の意味での温暖化対策に通じるのではないか、
と強く感じる。
吉野視察会
天候は晴れ。
今日は、前回7月にブログに掲載しましたグループによる吉野視察ツアーです。
10時に吉野神宮駅に集合していただき、吉野中央木材さん、坂本商店さんの製材所を
見学していただきました。(吉野中央木材製材風景)
(坂本商店製材風景)
吉野の杉・桧の香り漂う製材所、ここで本当の吉野の木と向き合う時間をつくることで
吉野林業の新たな発見をしてもらえるのではないだろうか。
(吉野山にて昼食)
(白雲荘見学)
日本の心を感じる素晴らしい建物であり、
吉野のもつ恵みを改めて感じさせられる空間である。
(白雲荘から見える金峯山寺蔵王堂)
(東南院歴史ある吉野建て)
色々な人と出会い、吉野を歩くたびに新たな発見がるように、
吉野には人にエネルギーを与える何かがあるように感じる!
吉野の持つ「木という文化」「歴史という文化」「技術という文化」を視察し、
改めて「人」とともに歩んできたのだと感じました。
山の恵み
天候は晴。
林道に生える自然のユリ。
山に力強く生える桐の木。約2年半で4m位に成長しました。
自然に生えてきた桐の木が、どのように成長していくのか、楽しみです。
枝が左右対称に生えることで、バランスよく見事にまっすぐ成長します。
そして成長と同時に、自然に枝が落ちていきます。
桧や杉も、こんなにバランスよく成長してくれたら、手間がかからないのにな~。
昔は、女の子が生まれると桐の木を植え、嫁に嫁ぐときに
桐のタンスをつくって送り出したそうです。
これからも出来るだけたくさんの山の恵みをお伝えします。
トライアル雇用
天候は曇り後雨。
9月4日から始まった定例議会も昨日11日に閉会し、新たな課題に向かって
今日から走り出します。
朝晩もめっきり涼しくなり、活動的な季節的になってまいりました。
「トライアル雇用」事業制度をご存知でしょうか。
平成21年度の経済危機対策として、全国森林組合連合会が行う林業雇用対策です。
林業・環境に対する一般の方の関心が高まる中、自然の中で働きたいという人も、最近
増加しているのも事実です。
しかし現実には、なかなか林業雇用者が定着しないというのが現実です。
そこで、雇用後3ヶ月(条件付で最大6ヶ月)、林業労働者としての適正
(事業者と労働者)判断できる期間、支援するという事業です。
「緑の雇用」「トライアル雇用」といった林業労働者を育成し、確保しようという制度は
重要だと思います。しかし、いくら支援制度を活用して短期的に事業を続けられても、
根本にある問題{国産木材の活用}を克服しなければ、一人前に育てた林業労働者が
活躍できる場所さえなくなってしまうのでは、と危惧します。
政権交代により、新たな林業政策が打ち出されるとおもいますが、いずれにしても、
「現場に知恵あり」という基本的路線を
しっかりと肝に命じて、のぞんでもらいたいと強く思います。
内覧会
南工務店(同級生)が主催の内覧会に見学に行ってきました。
施主さんが製材所をしているということもあり、吉野桧をふんだんに
使用してある自然住宅です。
玄関には樹齢120年の8寸角の桧の大黒柱があります。
日本の住宅において、大黒柱は文化ですが、最近は建築工法の変化から
少なくなりました。
木の文化といえば、「大黒柱」であり、一家を支えるという大きな意味があ
り、この心が、今日の日本を築いた。といっても過言ではないでしょう。
住宅の変化とともに、日本人の心も変化してきたのではないだろうか?
もう一度、住宅というものを見つめ直し、日本人の心を取り戻す動きを
しなければいけない、と強く思う。
そのためにも、今の時代のニーズにあった住まいの提案をしていく必要がある。
と改めて感じた。
つらい別れと志!
天候は雨時々曇り。
梅雨は明けたといのうに、台風と前線の影響で、なかなか夏らしい
日差しが戻ってこない。
今日も朝から激しい雨が降り、すっきりしない天候。
同じ志をもった一人の青年がこの世を去ったつらい1日。
JCを通して知り合い、ともに過ごした1年間。
月日は1年間という短いお付き合いだったが、
会議・事業・懇親という交流を通して、
しっかりとした生き方、信念をもったすばらしい青年でした。
35歳、これからが楽しみな、社会でさらに貢献できる人材
だっただけに惜しい。
もう一緒に、生駒の山を越えてお酒を飲みながら、語れない
と思うと、つらく、残念でならない。
彼は、今年奈良JCの副理事長を務めており、基本方針の中で、
自然環境を無視して未来は語れない。
そしてその背景には、自然に生かされている感謝の心を失って
しまったことが大きな原因であると書かれている。
人として一番大切なこと。原点。自然と向き合うことから
新しい日本を築いていこうとしてたのではないだろうか?
私も、林業という大きな自然を相手にする職業上、自然と向き合い、
感謝することで、日々の生活を送らせていただいている。
彼の志、自然への感謝をもてる人づくりが、心豊かな社会を築く!
今回の衆議院選挙に一番必要なのは、人が生かさせる原点は
何か!を考えることではないだろうか?
緑の雇用
天候は曇りのち雨。
「緑の雇用」とは、林業就業者の減少と高齢化が進む中、
地球温暖化防止森林吸収源10ヶ年対策を安全で効率的に
行う担い手を確保・育成するための研修等を行う事業です。
中神木材も平成19年から認定事業体として「緑の雇用」事業に
参画させていただいており、今年は3年目の森林施業効率化研修
を実施するにあたり研修フィールド調査をしました。
木材価格の低迷により、人の手が入れられていない山林です。
光が入らず、下草が生えていない真っ暗な山です。
今、何とかしなければ取り返しのつかない山林になってしまいます。
山守の使命として、色々な制度を活用しながら、今やらなければ
いけないことを実行していきます。
自然の恵みに感謝し、働ける喜びを感じよう!
天候は曇り。
今日もケガなく無事に仕事ができて、ホッとしてます。
自然の恵みに感謝し、健康で働ける喜びを感じることが、今の日本人には必要ではないだろうか。と日々思う!