トライアル雇用

天候は曇り後雨。

9月4日から始まった定例議会も昨日11日に閉会し、新たな課題に向かって

今日から走り出します。

朝晩もめっきり涼しくなり、活動的な季節的になってまいりました。

「トライアル雇用」事業制度をご存知でしょうか。

平成21年度の経済危機対策として、全国森林組合連合会が行う林業雇用対策です。

林業・環境に対する一般の方の関心が高まる中、自然の中で働きたいという人も、最近

増加しているのも事実です。

しかし現実には、なかなか林業雇用者が定着しないというのが現実です。

そこで、雇用後3ヶ月(条件付で最大6ヶ月)、林業労働者としての適正

(事業者と労働者)判断できる期間、支援するという事業です。

「緑の雇用」「トライアル雇用」といった林業労働者を育成し、確保しようという制度は

重要だと思います。しかし、いくら支援制度を活用して短期的に事業を続けられても、

根本にある問題{国産木材の活用}を克服しなければ、一人前に育てた林業労働者が

活躍できる場所さえなくなってしまうのでは、と危惧します。

政権交代により、新たな林業政策が打ち出されるとおもいますが、いずれにしても、

「現場に知恵あり」という基本的路線を

しっかりと肝に命じて、のぞんでもらいたいと強く思います。