粉砕機
粉砕機の実演をしてもらいました。
機種はカルイの自走式粉砕機ドラコムで、粉砕径120㎜までの小径木、
枝、竹などを粉砕する機械です。
実演風景
山に捨て切りされた林地残材を何とか活用できないか、資源を無駄なく
活用するために、山でかたちを変えて、搬出できないか・・・
一つの活用方法として、検討中・・・・
市場ニーズと価格があえば、山での雇用が生まれるとともに、森林の環境整備にも
つながると思います。
密植で、細い小径木が生まれる吉野林業ならではの、活用方法の一つとして
試してみたいと思います。
小さな黒い虫
最近地元の中学校に小さな黒い虫が異常発生しています。
ユスリカというハエの仲間??
昨年完成した新しい校舎の外壁(特に白いところ)に大量に発生
しており、窓も開放できない状況になっております。
梅雨の蒸し暑い時期に発生するものなのか?校舎立替によることが
原因で発生したものなのか?わかりませんが、原因を早急につきとめ
良い環境の下、生徒たちが勉学に励めるよう解決策を見出してほしいものです。
ただ、学校のみならず、地域全体に被害が広がっているという情報も聞きますので、
昨今の環境の変化に伴う、虫の異常発生かもしれません。
我々の想像以上に、自然環境の変化が進んでいるいように感じられます。
立木選別
本当に久しぶりの投稿になってしまいました。
今日から7月、誕生月ということもあり、日々の生活、活動をはじめ、
山の動きを報告させていただきます。
月の初めということもあり、今月の出荷予定を検討するうえにおいて
山に登り、伐採木を調査するという作業をしてきました。
材木にとって、5月~梅雨時期にかけては、水分を多く含んでいるので
木の皮が向け、木が傷みやすく、あまり伐採するには適していない時期です。
そこで、山林の中にも、当然優良木から質の落ちる木まで多種多様です。
優良木かつ太い木においては、一番時期の良い冬場に伐採し、良い状態で
原木丸太を出荷できるように心がけております。
今日は、その選別作業をするために、100年生桧の間伐林に入り、優良木を
見極め、テープによる印付けをしました。
100年という長い歴史、自分の力では到底成しえない自然の力と
先人の人たちの技術により、受継がれた木を最高の状態で出荷し、
最高の使われ方をしてもらうことが、我々の使命だと考えております。
高性能林業機械による効率化重視の出材方法も、一つの手法として
進めるべきだと思いますが、木、山は生き物であり、国、地域により
木や山との接し方に違いがあります。
地域独自の木の活かし方、提案ができるよう、木に語りかけながら
これからも山作りをしていきます。