高知本山町視察二日目

原木栽培にこだわりを持って経営されている大石きのこ園さんに

視察に行かせていただきました。

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吉野でしいたけ業を営む岡本君が熱心に話をされていました。

棚田の郷見学 鹿や猪がこないそうで、柵もなく本当に美しい棚田でした

本山町の棚田で作るお米 天空の郷

2010年静岡で開催されたおいしいお米日本一コンテストで最優秀賞を受賞

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乳イチョウ 初めて目にした光景でした

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ばうむ代表の藤川工務店さんのモデルハウス見学

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最後の視察として嶺北三町村で取り組んでおられる木の駅プロジェクトの現場に

行ってきました。

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捨て切り材、林地残材を活用して、山の仲間づくり、地域通貨を通して

地域内の経済循環を呼び起こそうとする裾野を広める取り組みであります。

持ち込まれた木材が1トン6000円のモリ券(地域内通貨)に変わります。

(社会実験検証中)

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先日、東京での丹羽健司先生との出会いから、早速、現場を見る機会を

与えていただいたことに大きな意義があると感じております。

我々吉野においても、吉野林業という名のもと、林業を中心とした

産業再生に向けてさまざまな活動はしておりますが、

住民の意識を変え、裾野を広げる取り組みをしているのだろうか。

この事業の話を聞かせていただいた時、素直に感じました。

日本の国土の7割が森林です。

森林・林業再生プランのもと、日本林業の岐路に立っている今、

自分たちの住んでいる森林、山とどのように向き合い、関わっていくか、

素人でも関われる地域林業の可能性を秘めた第一歩の取り組み

だと感じております。

今回、井上将太さんに案内していただき、本山町にある地域資源を

見せていただきました。

日本全国どこにでも誇れる地域資源はあると思います。

地域資源を活かし、地域力を生み出す為に最も重要なことは、

そこに住む人材(人財)であることを改めて痛感しました。

二日間ありがとうございました。

高知本山町視察 一日目

今回、トヨタ財団さんのご縁から高知県本山町でばうむ合同会社で営業をされている

井上将太さんをご紹介いただき、新たな出会いと学びを得るため、高知へ行ってきました。

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商工会青年部の有志が中心となって、地域に雇用と所得を

生み出す為に設立されたばうむ合同会社。

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木工、家具製品を中心に、裾野を広げ、住宅事業に展開していこうと

されています。地域資源を自分たちのアイデアで売っていこうとする

熱意を感じました。

廃校舎を利用した宿泊施設(清流館)

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平成8年に閉校になった木材を活用した素晴らしい施設です。

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こんなに木の暖かさを感じれる素晴らしい施設を、子供たちが学べる学校として

活用できない地域の現状に、今の日本の寂しさを感じました。

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廃校舎の近くで手作りの木工、家具製品をつくっている筒井木工所さん

モノづくりにかける職人魂を感じました。

手をかけた同じものが二つとない商品をつくっている職人が、商売をやっていける

環境を築けない現状も、地方の抱える課題の一つかもしれません。

観光として樹齢3000年の日本一の大杉を見学

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美空ひばりがの歌碑が建てられています。

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昭和初期に建てられた風情ある高知屋旅館に宿泊

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以上一日目報告

森林バイオマス実践シンポジウム

10月19日 東京大学農学部 弥生講堂一条ホールで開催されました

森のエネルギー主催のシンポジウムに行ってきました。

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森林整備を進めていく中で、特に育林の観点から林地残材や除伐材など

何とか有効利用できないかという思いのもと、今年6月森のエネルギー研究所の

大場社長を訪れました。

小規模からできる木質バイオマスなど、色々なお話を聞かせていただきました。

このような中、地域で実践されている方々の発表事例を聞ける

シンポジウムがあることを知り、学びと交流を求め参加してきました。

地域に根ざした林業、森林資源の100パーセント利活用を目指した製材所の取組み

薪ボイラー、ペレットボイラーを活用した温泉の取組みなど、

計6つの事例発表がありました。

いづれの活動も、今後の参考になりましたが、その中でも特に私が関心をもった

活動が矢作川水系森林ボランティア協議会代表の丹羽健司さんの発表された

木の駅プロジェクトでした。

小規模林家を軸にした、チェンソーと軽トラックがあれば参加できる身近な仲間づくり。

地域内通貨を発行し地域商店街の活性化を図る。

智頭町では2010年9月「軽トラとチェンソーで晩酌を!」を合言葉に

木の宿場プロジェクトが始まったそうです。

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ちょっと見にくいが、軽トラがづらりと並んでいる。

「木の宿場プロジェクト」のフローチャート

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地方自治の生き残り、人とのつながり、コミュニティの原点が、

このプロジェクトにはあるように感じました。

大きな目標に向かって進むために、やらなければならないこと

身近な人を動かす仕組みをつくり、心の喜びを感じれる取り組みを

地道に積み上げていくことだと思いました。

今回お出会いさせていただいた丹羽さんは、奈良県出身であり、

このご縁を、吉野林業、地域の再生につなげれるよう、行動を起こします。

そして、このようなシンポジウムを開催していただいた大場社長様に

感謝するとともに、このようなビジネス交流ができる場を、

今後とも築いていただけるよう宜しくお願いします。

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森林セラピーロード認定へむけて視察

今年、吉野町で申請中の森林セラピーロード2ケ所を、地元住民を中心に

視察に歩きました。

天候もよく、地域にある資源の魅力を感じながら、清々しい気持ちで

歩かせていただきました。

私は、吉野宮滝万葉コースを歩きました。

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コース途中から眺める金峯山寺蔵王堂も素晴らしい景観です。

桜の時期以外に、森林セラピーとして吉野を訪れていただき、

自然と歴史によるリフレッシュを図っていただける場所としては

最高だと思います。

コース途中には、吉野らしい人工林の山林を眺めながら、

フィトンチッドを感じながら歩く場所も存在します。

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そして何よりコースの終盤ある高滝は、是非体感していただきたい場所です。

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素晴らしい資源を活かし、吉野を訪れる人々の心を豊かにできるソフト面の充実を

今後図らなければいけないと改めて感じました。

森林セラピーが、一つのきっかけになるよう期待しております。

ジャパンホームショーin東京

9月28日から30日まで東京で開催されましたジャパンホームショーに

行ってまいりました。

今回は吉野ウッドプロダクトの木桶復活セミナーとメンバーである新子商店開発の

雨水槽の展示を中心とする情報発信です。

28日に吉野発3本立てセミナーの真ん中で発表させていただきました。

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そして樽職人が作った吉野杉の雨水槽の展示PR

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吉野杉の凛とした木目の美しさが、人の目を引き付け

足を止めさせていたような気がしました。

災害、環境に配慮した雨水槽の提案でしたが、ブースに来ていただいた皆様に

新たな用途としての提案もいただきました。

流通に乗せれるような取り組みを、今後展開していきたいと思います。

動き、継続することで、見えてくるものがあります。

厳しい時代だからこそ、やれるのかもしれません。