土とたわむれて

大淀町西増にある陶芸工房 楽風(木綿谷先生)でふるさと灯りを作成しました。

陶芸はイベント事業で企画はしたことがあったのですが、実際に自分自身が

体験するのは初めてのことで、一抹の不安がありました。

しかし、土と語り合いながら、触れ合いながら作品作りをしていくうちに、

自分のイメージしている以上の作品が出来上がっていきます。

今回作成した作品です。

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最初は樽丸をイメージして作ろうと思っていたのですが・・・・

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みんな個性豊かな素晴らしい作品が出来上がりました。

今回初めて陶芸をさせていただきましたが、改めて土の魅力と

人との合性の素晴らしさを感じることができました。

人は自然と向き合い、自然と共生することができる・・・・・

自然は人の心を形成する大きな力を持っている・・・・・

土とたわむれて、やるべきことがまた一つ見えた有意義な一日でした。

粉砕機

粉砕機の実演をしてもらいました。

機種はカルイの自走式粉砕機ドラコムで、粉砕径120㎜までの小径木、

枝、竹などを粉砕する機械です。

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実演風景

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山に捨て切りされた林地残材を何とか活用できないか、資源を無駄なく

活用するために、山でかたちを変えて、搬出できないか・・・

一つの活用方法として、検討中・・・・

市場ニーズと価格があえば、山での雇用が生まれるとともに、森林の環境整備にも

つながると思います。

密植で、細い小径木が生まれる吉野林業ならではの、活用方法の一つとして

試してみたいと思います。

小さな黒い虫

最近地元の中学校に小さな黒い虫が異常発生しています。

ユスリカというハエの仲間??

昨年完成した新しい校舎の外壁(特に白いところ)に大量に発生

しており、窓も開放できない状況になっております。

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梅雨の蒸し暑い時期に発生するものなのか?校舎立替によることが

原因で発生したものなのか?わかりませんが、原因を早急につきとめ

良い環境の下、生徒たちが勉学に励めるよう解決策を見出してほしいものです。

ただ、学校のみならず、地域全体に被害が広がっているという情報も聞きますので、

昨今の環境の変化に伴う、虫の異常発生かもしれません。

我々の想像以上に、自然環境の変化が進んでいるいように感じられます。

立木選別

本当に久しぶりの投稿になってしまいました。

今日から7月、誕生月ということもあり、日々の生活、活動をはじめ、

山の動きを報告させていただきます。

月の初めということもあり、今月の出荷予定を検討するうえにおいて

山に登り、伐採木を調査するという作業をしてきました。

材木にとって、5月~梅雨時期にかけては、水分を多く含んでいるので

木の皮が向け、木が傷みやすく、あまり伐採するには適していない時期です。

そこで、山林の中にも、当然優良木から質の落ちる木まで多種多様です。

優良木かつ太い木においては、一番時期の良い冬場に伐採し、良い状態で

原木丸太を出荷できるように心がけております。

今日は、その選別作業をするために、100年生桧の間伐林に入り、優良木を

見極め、テープによる印付けをしました。

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100年という長い歴史、自分の力では到底成しえない自然の力

先人の人たちの技術により、受継がれた木を最高の状態で出荷し、

最高の使われ方をしてもらうことが、我々の使命だと考えております。

高性能林業機械による効率化重視の出材方法も、一つの手法として

進めるべきだと思いますが、木、山は生き物であり、国、地域により

木や山との接し方に違いがあります。

地域独自の木の活かし方、提案ができるよう、木に語りかけながら

これからも山作りをしていきます。

奈良の今昔たからもの展

石村由起子さん選んだ暮らしの道具 奈良の今昔たからもの展

吉野ウッドプロダクトとして中神木材も出展させていただきました。

梅田阪急百貨店において 5/19~5/25日まで1週間開催しております。

今日はその初日ということで、私も自社の商品PRはもちろんのこと、吉野の

取り組みを商品説明とともにさせていただきました。

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今回はスペースの関係で、写真手前(ピュアティックハンガーL・Mサイズ)

と写真奥(ピュアティックデスク)を出展させていただきました。

そして吉野の素材そのものを伝えたい想いから 吉野杉・桧の一枚板を

展示販売させていただきました。

木の香り、美しさに足を止めていただく方も多く見られ、ほんまもんを伝えれる

喜びを感じながら、販売させていただきました。

その結果、杉の一枚板も購入頂き、ピュアティック商品についても、

今まで以上に興味を持っていただき、チラシを手にとって頂く方が

多いように感じました。

それと同時に阪急百貨店の格の違い、石村由起子さんの集客力に力を

感じました。

平日の開店時から人が途切れることなく、賑わいをみせていました。

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せっかくのチャンスをいただいたので、できるだけ現場で説明し、

ひとつ階段をのぼりたいと思います。

今の、吉野に必要な何かが見えるかも知れません。

1000本ザクラへの一歩

先月3月3日に記念植樹した山のヤマザクラの一部が花を咲かせました。

少し早い時期に大きなサクラを植樹した約20本がチラホラと花を咲かせました。

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山全体がサクラの花に覆われるには、まだまだ時間がかかると思いますが、

吉野に来られる方々が足を止めて眺めてもらえる癒しの場所として、

1000本ザクラの名所となる日まで、ブログを通して伝えていきたいと思います。

記念植樹

東急不動産のお客様5組の記念植樹を吉野町西谷の自社山林にて

行いました。

自分たちの手で一組2本のヤマザクラを記念に植樹していただきました。

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最終的には850本のヤマザクラを植えます。

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短い時間ではありましたが、自分達の手でサクラを植えていただいたこと、

それぞれの想いを込めて植樹していただいたことに、植樹場所を提供

させていただいた所有者として大変うれしく思います。

今回植樹していただいた5組のお客様にとっても、この場所は吉野の思い出の地として

記憶にとどめていただける事でしょう。

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そして、サクラの花が咲く日を心待ちにしていただけることでしょう。

都会と山を結ぶ切り口は色々とありますが、人それぞれ入り口は違います。

まずは、現場に足を運び、体験・体感してもらうことで、その一歩が始まるということ、

そこには必ず人の繋がりがあるということを改めて感じた時間でした。

サクラの植樹の応援にかけつけてくれた吉野町商工会青年部長であり、造園業を

営む大西君の雄姿。

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山一面にヤマザクラの花が咲く日を楽しみにしております。

そして吉野町の玄関口として、サクラが見守ってくれる中で、吉野林業の発信を

できる拠点として整備を進めて行きたいと考えております。

なばなの里 イルミネーション

3月7日、近所の隣組の日帰り旅行で、三重県のなばなの里へ行ってきました。

午後2時に吉野を出発し、なばなの里に到着したのは5時過ぎ、食事をしたのち、

6時過ぎから約2時間イルミネーションを満喫しました。

イルミネーションが3/14迄ということもあり、本当にたくさんの人が見学に来ていまし

た。

さくら、梅、ももなどの花のライトアップとイルミネーションが重なり、光の世界へ引き込

まれるすばらしい空間に魅了しました。

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一年間を通して、人が訪れる演出をなばなの里はやられている。

どれだけの経費を費やし、どれだけの観光客がきているのか、

事業採算性や経済効果等ははわかりませんが、田園風景がたたずむ

なばなの里に、人を呼び込む地域の力を感じた一日でした。

木の使い方、オフィスにて

先日、東京に研修に行った時に、全国スギダラケ倶楽部の事務局

にお邪魔させていただきました。

さすがスギダラの発信拠点だと感じました。

特に階段の杉の使い方は、非常に安らぎを与えてくれる演出です。

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杉の産地を刻んだ角材を使用しています。

このようなデザイン演出をすることで、都会のオフィスの中に

安らぎを与えてくれる木の空間をかもし出す事ができる。

非常に感動したと同時に勉強になりました。

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まずは吉野町の役場、病院の階段からできないだろうか?

スギダラケにする第一歩として!!

山村再生全国研修会

2/25~26の二日間、東京にて開催されました「山村再生」全国研修会に

参加してきました。林野庁の補助事業「山村再生総合対策事業」の一環として

地域における山村再生プランの取組を支援するために、昨年に続き開催されました。

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全国各地からNPO団体、森林組合・行政関係者、学生、一般と幅広く

約90名の方が参加されていました。

研修は3部構成で、第1部は「山村マーケティン研修」

第2部は「山村コーディネート研修」第3部は「山村再生プラン活動報告」

となっており、交流会も含めすべて参加してきました。

山村再生の取り組み方、活動報告、人事交流も含め、刺激的かつ

有意義な2日間になりました。

今回の研修に参加し、改めて感じたことは、「人材の育成なくして地域の再生

なし」ということです。特に行政の中に積極的にチャレンジし、民間とのパイプ役を

果たせる人材が必要であるということです。と同時に山村地域において、核となる

NPO的団体組織の必要性を感じました。

最後に今回の研修で一番心に残ったキワードは「真のおもてなしの心

NPO法人遠野山・里・暮らしのネットワーク マネージャー兼東北まちづくり塾長

菊池新一さんの講義で道の駅の取り組み事例の中で、主婦の方が町のために

活動する姿に真のおもてなしの心を感じ、感動したという話をされました。

おもてなしの心はどこから出てくるのか、家族に対する思いやりができてこそ

想いがこもった笑顔を他人に与えられる=真のおもてなしの心が地域の再生に

つながるということです。